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2010.09.02

温かい漬物


あるところにユウタ君という男の子がいました。

ユウタ君にはお父さんがいません。

お母さんと二人暮らしをしています。

お母さんは毎日朝から夜中まで一生懸命働いていました。

なのでユウタ君のご飯を作る時間はなかったのです。

毎晩、ユウタ君はコンビニやスーパーのお弁当をレンジで温めて食べていました。

毎日毎日この生活を続けたユウタ君は漬物は温かいものだと思っていました。

そんな状況を見かねた、隣の家に住む静代おばあちゃんは「私が毎日ユウタ君においしい夜ご飯を作ってあげるね」と約束してくれました。

ユウタ君は嬉しくなって元気よく笑顔でうなずきました。

静代おばあちゃんは色んな食材をみるみるおいしそうなおかずに変えていきます。

それを見たユウタ君は、静代おばあちゃんはきっと魔法を使っているんだ。と思いました。

そしてついに愛情がたっぷり詰まった静代おばあちゃんの魔法の料理が完成しました。

ユウタ君の目の前には色とりどりのおかずが並んでいます。

ユウタ君は嬉しくなって、早速レンジで温めていない静代おばあちゃん特製の漬物を口にしました。

そしてゆっくりと味を噛み締めた後、顔を歪めて、こう言いました。


「やいババア!漬物が冷てーじゃねーか!」



おしまい
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この記事へのコメント
ユウタくん。弟と同じ名前だ。
Posted by グッ at 2010.09.02 15:47 | 編集
この話に出てくるやつ全員嫌い。
俺だけ好き。俺が一番好きやわ。
Posted by カワチのタレでカワチタレ at 2010.09.02 20:59 | 編集
>>グッさん
弟叱り付けといて。


>>カワチタレ
誰かを好きになる前に自分を好きにならんとダメって誰かが言いよった。やけいいんやないか?
Posted by キッチン at 2010.09.03 12:21 | 編集
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